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ただ歩いているだけで人から「キャー」と叫ばれ“毒ガス攻撃”をくらう『黒光りの奴ら』。飛んでいるだけで手で払われたり叩き落とされたりしてしまう『ブーンと飛ぶ奴ら』。今まさに発生のピークを迎えている『血を吸う奴ら』。そう、“彼ら”はほとんどの人間にとって、駆除しなければならない対象として忌み嫌われる『害虫』だ。しかし、そんな彼らも実は「かつては害虫ではなかった」とし、歴史のある地点からいきなり“悪者”になったことを、環境史という学問の立場から明らかにしたのが京都大学の瀬戸口明久教授だ。なんとハエはかつて“小さく可愛らしい”とみられ、ゴキブリは“豊かさの象徴”として、駆除すること自体が厳しく戒められた地域もあったというのだ。それがなぜ嫌悪の対象へと転落したのか。
「虫けらには、私たちの社会が反映されている」
『害虫』はいつ誕生したのか?近代国家の形成、戦争といった日本の重大局面にどう関係していたのか?自然と人間の関係の歴史を紐解くことで見えてくる事実とは?「好きや嫌い」「善や悪」「正しさや間違い」の境界とは何なのか?
マダガスカルゴキブリを飼育し研究対象にしてきた落合陽一が、敵とみなされてしまった“害虫”の目線で、日本の自然観の変化と概念の謎に迫る。
ゲスト:瀬戸口明久(京都大学人文科学研究所教授)
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