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2時間を超える対談から1年、師走に三度、東浩紀氏が登場する。
「来年は変化の年になる」東氏が言い残したように世界中で選挙が行われ、アメリカではトランプ氏が当選を果たし日本では石破首相が誕生した。また都知事選や兵庫県知事選挙ではSNSが改めて脚光を浴びた。まさに「激動の1年」だったと言える。東氏はこの状況をどう見ていたのだろうか。
去年の対談の最後に彼が書き残した言葉は「無」。「人間はもういいよ」「来年は無になりたい」と述べた後、「24年は人間味をなくしていきたい」とまで言い放った。一方で、今年もゲンロンや多数のメディアで活発に意見を発信、時には酒を片手に深夜に生配信を行うなど人間との対話を楽しんでいるようにも見えた。
東浩紀氏は無事に「無になり人間味をなくすことができたのか?」変化に満ちた24年を振り返りながら「人間として無になる」「人間味をなくしていく」とはどういう意味なのか?
壮大な問いに向き合い議論する。
ゲスト:東浩紀(批評家・作家/株式会社ゲンロン創業者)
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