ローカルで作成したFLASKサイトを同一LAN内で公開する方法【Windows】

2022年3月20日

この記事では「 ローカルで作成したWEBアプリを同一LAN内に公開する方法 」をご紹介しています。

FLASKでWEBアプリを作成した人

ローカルで立ち上げたFLASKアプリを社内メンバーに共有したいなぁ
スマホから自作したアプリの表示をテストしたいなぁ

プログラム経験がない方がFLASKでWEBアプリケーションを作るならまずはこの一冊がオススメです。
ゼロからFlaskがよくわかる本: Pythonで作るWebアプリケーション開発入門

手順

1、FLSKを立ち上げたPCの「IPv4アドレス」を確認

2、FLASKの起動オプションに、上記1、で確認した「IPv4アドレス」を指定

3、FLASKの起動オプションに、任意のポート番号を指定

4、上記3、で指定したポートの「ポート開放」を行う。

5、起動オプションに指定した、「IPV4アドレス」に同一LAN内からアクセスする。

1、FLSKを立ち上げたPCの「IPv4アドレス」を確認

①コマンドプロンプトを起動

1、Windowsメニューボタンをクリックし、すぐに「CMD」と入力します。

2、検索結果に「コマンド プロンプト」が表示されるのでクリック

② コマンドプロンプトで「IPv4アドレス」を表示して確認

1、コマンドプロンプト画面で「ipconfig」と入力し「Enter」キーで実行します。

2、表示された「IPv4」アドレスをメモしておきます。

2、FLASKの起動オプションに、確認した「IPv4アドレス」を指定

1、「FLASKのソースコード」内の起動オプションの「host」に確認した「IPv4アドレス」を入力

2、上記1、に合わせて「Port番号」も一緒に指定します。

※ Port番号は、任意の番号でも構いませんが、WEBサーバーの場合「80」を指定しておくのが良いでしょう。

3、「FLASK」を起動させておく。

FLSK側の設定はこれにて終了です。

4、起動オプションで指定したポートの「ポート開放」を行う。

1、Windowsメニューボタンをクリックし、すぐに「ファイアウォール」と入力します。

2、検索結果に「ファイアウォールの状態の確認」が表示されるのでクリック

2、「ファイアウォールの確認画面」の左メニュー「詳細設定」をクリックします。

3、「ファイアウォール」の詳細設定画面から「受信の規則」をクリックし「新しい規則」をクリックします。

4、「規則の種類」の設定で「ポート(O)」を選択して、「次へ(N)」をクリックします。

5、「プロトコルおよびポート」の設定画面で下記の設定をします。

① TCP と UDP のどちらにこの規則を適用しますか?

> TCP(T)

② すべてのローカル ポートと特定のローカルポートのどちらを対象にこの規則を適用するか選択してください。

> 特定のローカルポート(S): 80 を入力

③ 次へをクリック

6、操作設定で「接続を許可する(A)」を選択して、「次へ(N)」をクリックします。

7、プロファイル設定で「適用範囲」を指定して、「次へ(N)」をクリックします。

8、名前設定画面で、任意の「名前」と任意の「説明」を入力して「完了」をクリック。

9、「送信の規則」についても、「受信の規則」と同じように設定を行います。※ 以下省略

これにてポート開放は終了です。

5、起動オプションに指定した、「IPV4アドレス」にアクセスして確認

同一LAN内のPCやスマホから、FLASKを立ち上げた「IPV4アドレス」にアクセスして完了です。

あとがき

ローカルで作成したWEBアプリケーションを社内で公開したり、確認する場合に、アドレス経由で画面が確認できるので便利かと思います。是非、WEBアプリケーションを開発して社内メンバーを驚かせてみましょう!


ここまで見ていただき、ありがとうございました。😀