YouTube - 動画概要欄 -
『雪の日』1893年3月「文學界」
旧家に生まれた珠は村の教師と駆け落ちするが、都会で迎えた雪の日、人生を狂わせたきっかけとなった雪の日を思い出す。
ふればかく憂さのみまさる世をしらで
荒れたる庭につもる初雪 紫式部
思うこと侍けるころ、初雪ふり侍ける日
新古今和歌集 巻第六 冬歌 661
「この世に降れば、こうして生きながらえている私のように、つらさ、悲しさが増すばかりとも知らないで、荒れた庭にずんずん積ってゆく初雪よ。」
青空文庫『雪の日』
https://www.aozora.gr.jp/cards/000064/files/4528_27842.html
樋口一葉
1872年5月2日(明治5年3月25日)
- 1896年(明治29年)11月23日