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朗読*山本周五郎 一風変わった趣の短編小説です。同名の歌舞伎をほぼ筋書通りに(前段の少々複雑なところは省いて)短編小説のかたちにした作品です。この歌舞伎は江戸時代(1796年)に伊勢山田の茶屋で起きた事件を題材にしていますが、なにしろ参拝客でにぎわう伊勢のこと、あっという間に全国に知れ渡ることとなり、すぐさま歌舞伎の演目になり大坂で上演されました。一説では、その「お紺」を一目見ようとお客が押し寄せ、この伊勢の油屋は大繁盛したとか。セリフがとても難しいのですが、趣の変わった小説としてお楽しみいただければ幸いです。ありがとうございます。
本編をご視聴いただく助けになればと、冒頭に解説を入れてあります。本編は4つに分かれておりますので、下記からそれぞれご視聴いただけます。
00:00 解説
07:20 失われた名剣の詮議
18:00 身に覚えのない濡れ事
25:27 己れやい売女め
36:40 ちしおに飢えた妖刀下坂
#山本周五郎 #朗読 #歌舞伎