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むっつり右門が雨にけむる江戸を駆ける!
名探偵の推理が奇怪な事件の真相を暴く、右門捕物帖シリーズ第三十番手柄。
【あらすじ】
長雨が続く江戸・麻布の北条坂で、孫太郎虫売りの少女おなつが絞殺死体で発見された。知らせを受けた八丁堀の同心“むっつり右門”こと近藤右門は、おしゃべりな手下の伝六と共に捜査に乗り出す。
手柄を急ぐライバルの同心・あばたの敬四郎が現場へ急行するのを尻目に、右門は冷静に被害者の身元と関係者を洗い出す。被害者の少女が握りしめていた着物の片袖から、仲間のおくにという女が容疑者として浮かび上がるが、彼女はすでに行方をくらましていた。
おくにの部屋に残された奇妙な「串団子の絵」が描かれた書き置きを手がかりに、右門は墨田の言問へ向かう。そこで「闇男屋敷」と呼ばれる旗本屋敷の不気味な噂と、おくにの兄・七造の存在を知る。やがて、追っていたはずのおくにまでもが浅草で殺害されたとの報せが…。
日光を極端に嫌い夜しか外出しないという「闇男」の噂、二人の女性の死、そして旗本屋敷に隠された秘密とは?右門の鋭い推理が、複雑に絡み合った事件の真相に迫る。
【登場人物】
近藤 右門(こんどう うもん): 主人公。八丁堀の同心。「むっつり右門」の異名を持つ、寡黙だが凄腕の推理家。
伝六(でんろく): 右門配下の岡っ引き。おしゃべりでそそっかしいが、右門を補佐する。
あばたの敬四郎(あばたのけいしろう): 右門のライバル同心。手柄を立てようと焦るが、しばしば右門にしてやられる。
おなつ: 最初の被害者。日本橋の越中屋新右衛門配下の孫太郎虫売りの少女。
おくに: おなつの仲間で、七造の妹。当初容疑者と目されたが、後に殺害される。
七造(しちぞう): 旗本・市崎家の渡り中間(臨時雇いの使用人)。おくになどの兄で、事件の重要な鍵を握る。
市崎 友次郎(いちざき ともじろう): 小梅にある組屋敷に住む旗本。「闇男」と呼ばれているが、実は…。
友次郎の母: 友次郎の死を隠蔽し、悪事に加担する。
宗左衛門(そうざえもん): 友次郎の母の兄(友次郎の伯父)。事件の黒幕の一人。
越中屋 新右衛門(えっちゅうや しんえもん): 日本橋馬喰町の呼び商い元締め。おなつやおくにの雇い主。
八文字屋の亭主(はちもんじやのていしゅ): 神田旅籠町の安宿の主人。おくに達が宿泊していた。
右門捕物帖は、昭和三年(1928年)に発表されました。当時の花形作家、佐々木味津三の代表作。1929年には、はやくも映画化されております。おなじく代表作の旗本退屈男は、昭和四年より連載されております。
◆用語集
恬淡……テンタン・あっさりとしていて、名誉・利益などに執着しないさま。
昼夜帯……チュウヤオビ・表面と裏面で異なる生地によって仕立てられた女性用の帯
尾籠……ビロウ・きたないこと。けがらわしいこと。
蛸薬師……タコヤクシ・伝承信仰。禿頭の人が祈願すると霊験があると信じられている薬師。 蛸を食べないと誓って祈願したり、蛸の絵の絵馬を上げたりする。
悉皆……シッカイ・残らず。すべて。
◆この動画の目次
0:00 「闇男」一
24:43 「闇男」二
45:49 「闇男」三
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