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山6周59五郎の長編小説「ながい坂」 No.3 / 29
15歳になった小三郎は初入国した若き藩主の側小姓にあげられますが、本来は「めみえ格以上」の子弟がなるべきところ、それは藩内の噂となります。さらに藩主のお忍びの領内巡視の供をするのですが、・・・
各章は下記からご視聴いただけます。
00:00 はじめに
00:52 仁山村にて
10:58 1の1
23:12 1の2
33:05 1の3
43:41 1の4
56:53 1の5
山本周五郎氏の最後の長編小説です。「週刊新潮」に連載されたもので、昭和39年6月29日号から昭和41年1月8日号まで、およそ1年半にわたって長期掲載されました。この作品執筆中は、他に小説は1篇「ひとごろし」(10月)を発表したのみで、あとは随筆など数編だけ、つまり「ながい坂」にかかりきりだったということです。《※「滝口」は39年2月完結、「醜聞」は6月発表》
また執筆を開始した年の昭和39年12月15日。仕事場にしている門間園から外出しようとして踏み段で転落し、肋骨二本を折る怪我をされました。そして長年の飲酒で肝機能もおとろえ、しばしば心臓の発作に見舞われるなど、健康が急速に衰えた中での執筆だったようです。
週1回のペースで朗読動画を掲載をしてゆく予定です。お付き合いいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。MMC SUKOYAKA
#山本周五郎 #朗読 #長編小説