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1915年(大正4年)『中央公論』
ある雪の夜、駿河屋の奉公人新助は、主人の娘お艶と手に手をとって駆け落ちをする。二人の行く先は地獄か極楽か。谷崎潤一郎による時代小説。
<昔、鷗外先生が私の『お艶殺し』を読んで、「谷崎がああ言ふ調子の低いものを書いてはいけない、ああ言ふものを書くようになつてはおしまひである」と言はれたことがあつた。私はそれを先生から直接聞かされたのではない。(中略)私はそれを聞いて思はずヒヤリとし、身がちぢむやうな気がした。>『雪後庵夜話』より
この『お艶殺し』の印税で風呂場を増築したことが評判になって「お艶風呂」と言われたという逸話もある。
0:00:00『お艶殺し』
0:00:07 1道行
0:21:30 2別れ
0:59:26 3再会
1:47:09 4凶行
2:02:32 5破局
https://youtube.com/playlist?list=PLj-TbogIGEyLCkLpIiAj_nLzvcbDELyPa
谷崎潤一郎
1886年(明治19年)7月24日 -
1965年(昭和40年)7月30日