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Harugoro Shichimi

【朗読 新書太閤記】その三十六、七「於市於虎勇躍編」  吉川英治のAudioBook ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

Last updated 2025-05-23 17:30:35

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新書太閤記のYouTube連載、第三七回です! 【あらすじ】 🌸三六回 備中高松城攻めを控えた羽柴秀吉は、敵方の七城を連携して崩すため、まず宮路と冠山の攻略を図る。若武者・福島市松は奇策を用いて宮路の砦を一気に陥落させるが、手柄を鼻にかける態度に、秀吉の反応は冷ややかであった。一方、加藤虎之助清正は少数の忍びとともに冠山の城へ奇襲を仕掛け、主導的に乗り込み混乱を誘発。見事に攻略を果たし、秀吉からも称賛を受ける。小姓たちの初陣と成長、そして秀吉の大局観が交錯する勇躍の一篇。 🌸三七回 秀吉が陣を張る龍王山のふもとに、市が自然と生まれ、にぎわいを見せている。庶民が戦を糧に生き、商売を興し、芸人までが流れ着くこの光景に、秀吉は満足げなまなざしを向ける。 市を見下ろしている中、秀吉は堺の薬種商人・小西屋弥九郎を見つける。かつて堺で出会った少年が、商人としての才覚を発揮し、各地の戦場を回っている姿に注目した秀吉は、彼を召し寄せる。弥九郎の冷静な物腰と鋭い観察眼を買った秀吉は、その場で士分に取り立てる。 弥九郎は躊躇いながらも承諾し、間者として動き出す。間もなく、日幡城の軍監・上原元祐と密通し、内応の書簡を引き出す。だが、それは内訌の火種となり、主将・景親は味方の銃弾に倒れ、城内は混乱。最終的に元祐の妻――毛利元就の娘――が、夫の裏切りを嘆き、彼を討ち、自らも果てるという壮絶な結末を迎える。 【解説】 🕵️ 『新書太閤記』は吉川英治による羽柴秀吉の半生記であり、第三十六回「於市於虎勇躍編」では、秀吉の中国征伐中、若き家臣たちの活躍と個性が描かれる。福島市松の奇策による水源襲撃、加藤清正の果敢な城乗りと心理戦が対比的に描かれ、戦場における若武者たちの成長と人物像が際立つ。秀吉はただの武将ではなく、将たちの特性を見極め配置する指導力を持ち、次代を担う若者たちを実戦の中で育てている。全体を通じて、戦略と人間性の融合がテーマ。 【登場人物の一覧】 👥 ・羽柴秀吉(はしば・ひでよし)  備中攻めの総大将。部下の特性を見極め、適材適所に配する指導力を見せる。 ・黒田官兵衛(くろだ・かんべえ)  秀吉の軍師。冷静沈着な判断で軍略を支える。 ・福島市松(ふくしま・いちまつ)  小姓上がりの若武者。奇策を用いて宮路の砦を落とすも、慢心気味。 ・加藤虎之助清正(かとう・とらのすけきよまさ)  小姓から頭角を現す武将。冠山城への果敢な奇襲で手柄を立てる。 ・飯田覚兵衛(いいだ・かくべえ)  虎之助の忠実な家臣。命を懸けて主人を守る、信頼の厚い人物。 ・美濃部十郎、柘植半之丞(みのべ・じゅうろう、つげ・はんのじょう)  忍びの者たち。陰で支える実力者。 ・林重真(はやし・しげざね)  冠山の城将。内部不和に悩まされながらも堅く守る。 ・黒崎団右衛門、松田九郎兵衛(くろさき・だんえもん、まつだ・くろうべえ)  冠山城内で対立する二将。内紛が陥落の一因に。 📺 チャンネル登録・高評価よろしくお願いします! 👍✨ ■主題歌つきライブまとめ https://x.gd/OKB46 ■新書太閤記再生リスト https://x.gd/2SFJx ■この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。  以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。  日本の天下を統一した豊臣秀吉の生涯を昭和の文豪が描く! #新書太閤記 #豊臣秀吉 #歴史朗読 #時代小説 #日本史 #戦国時代 #毛利家 #備中高松城 #織田信長 #YouTube朗読 #朗読ライブ #歴史好きと繋がりたい #吉川英治 #長編 #朗読 #小説 #七味春五郎