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Harugoro Shichimi

【朗読 新書太閤記】その二六「光秀の謀略編 」  吉川英治のAudioBook ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

Last updated 2025-02-22 13:29:15

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■二十六巻   ・荒木村重の孤立   荒木村重は、織田信長の命を受けて毛利攻略の途中であったが、突如として主将・羽柴秀吉を裏切り、信長にも反旗を翻して伊丹城に立てこもった。彼は毛利の援軍を当てにし、本願寺、丹波の波多野勢、越前の残党らが呼応し、信長を包囲する計画を立てていた。しかし、毛利の援軍は一向に来ず、孤立が深まる中、戦局は悪化していく。そのさなか  村重は、ついに意を決して伊丹城を脱出。家族や家臣にすら告げず、わずかな側近を連れ、尼ヶ崎へと逃れる。しかし、その行動は家臣たちの怒りを買い、村重の一族も降伏を申し出るが、信長の怒りを買い、苛烈な処刑が行われる。 今回は、九鬼嘉隆率いる織田水軍も登場。 明智光秀の八上城攻めと盛りだくさんです! ■豊臣秀吉の生涯を描いた歴史小説で、1939年(昭和14年)1月1日から1945年(昭和20年)8月23日まで読売新聞に『太閤記』として連載されました。しかし、終戦に伴い連載は中断されました。その後、1949年(昭和24年)に『続太閤記』として中京新聞など複数の地方紙に発表され、1950年から1951年にかけて六興出版部から全11巻で『新書太閤記』として刊行されました。 ■主題歌つきライブまとめ https://x.gd/OKB46 ■新書太閤記再生リスト https://x.gd/2SFJx ■この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。  以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。  日本の天下を統一した豊臣秀吉の生涯を昭和の文豪が描く! ■主要登場人物一覧 1. 荒木村重(あらき むらしげ) 摂津の戦国大名で、織田信長の家臣だったが反旗を翻し、伊丹城(有岡城)に籠城する。 毛利の援軍を当てにしていたが、裏切られ孤立。最終的に家臣を見捨てて逃亡する。 その結果、一族や家臣の多くが処刑され、村重自身も歴史における「裏切り者」として語られる。 2. 織田信長(おだ のぶなが) 戦国時代の覇者で、荒木村重討伐を指揮。 村重の裏切りを激しく憎み、降伏した村重の家族・家臣を苛烈に処刑する。 信長の冷酷さと武士道へのこだわりが強調されている。 3. 羽柴秀吉(はしば ひでよし / のちの豊臣秀吉) 織田信長の家臣で、中国攻めを担当。 村重の裏切りにより播磨の戦局が混乱するが、最終的に三木城を落とす。 明智光秀にも「八上城攻めの好機」を助言する。 4. 織田信澄(おだ のぶずみ) 織田信長の甥で、村重討伐軍の指揮官の一人。 降伏を申し出た荒木一族を処刑する立場にあった。 5. 高山右近(たかやま うこん) キリシタン大名で、荒木村重の家臣だったが、途中で信長に寝返る。 6. 中川瀬兵衛(なかがわ せへい) 荒木村重の家臣だったが、途中で信長に降伏。 7. 荒木久左衛門(あらき きゅうざえもん) 荒木村重の重臣で、村重が逃亡した後、信長に降伏する。 8. 荒木村重の妻(たし女) 村重の逃亡後、信長に捕らえられ、六条河原で処刑される。 死を目前にしても気丈な態度を崩さず、世人の涙を誘う。 9. 荒木村重の息子・一族 村重に見捨てられ、信長に捕らえられて処刑される。 10. 織田軍の諸将 柴田勝家(しばた かついえ) 佐久間信盛(さくま のぶもり) 滝川一益(たきがわ かずます) 丹羽長秀(にわ ながひで) 信長の重臣たちで、村重討伐や八上城攻めに関与。 ■九鬼嘉隆の水軍 11. 九鬼嘉隆(くき よしたか) 織田信長の水軍司令官。 日本丸を率い、大坂港で毛利水軍を撃破する。 織田水軍の基礎を築いた立役者。 12. 滝川一益(たきがわ かずます) 信長の重臣で、九鬼嘉隆と共に毛利水軍を討つ。 13. 毛利輝元(もうり てるもと) 毛利家の当主。村重に援軍を約束するが、結果的に動かず、村重を見捨てる。 14. 吉川元春(きっかわ もとはる) 毛利家の重臣で、軍事を指揮。播磨進軍を考えるが、決定的な行動を取らず。 15. 小早川隆景(こばやかわ たかかげ) 毛利家の軍師。慎重な性格で、村重救援には積極的でなかった。 ■明智光秀の八上城攻め 16. 明智光秀(あけち みつひで) 信長の家臣で、丹波攻略を担当。 波多野秀治を謀略で討ち、八上城を陥落させる。 しかし、策謀を用いたことで良心の呵責に苦しむ。 17. 波多野秀治(はたの ひではる) 丹波八上城の城主で、織田に対抗する。 和睦のため光秀と会見するが、謀略にかかり殺される。 18. 細川藤孝(ほそかわ ふじたか) 丹波攻略を支援した信長の家臣。 光秀と共に戦うが、謀略には関与せず。 19. 進士作左衛門(しんし さくざえもん) 光秀の家臣。大善院の住持を招く役割を担う。 20. 大善院の住持 和平交渉の仲介をするが、結果的に光秀の謀略に加担する形となる。 21. 西蔵院の住持 八上城の波多野氏と関係が深く、和睦交渉に動く。 22. 明智光秀の母(実は叔母) 和睦の証として人質に出されるが、実際には光秀の叔母。 戦後、光秀が心の傷を負う要因となる。 その他 23. 信長の軍勢に捕らえられた女性・子供たち 荒木村重の妻子、家臣の妻子ら。 六条河原で処刑されたり、京都市中を引き回される。 24. 斬首された少年たち 荒木久左衛門の息子(14歳)。 伊丹安太夫の息子(8歳)。 死を前に毅然とした態度をとり、世人の涙を誘う。 ■目次 0:00  #吉川英治 #長編 #朗読 #小説 #七味春五郎