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Harugoro Shichimi

【朗読】銭形平次捕物控【黒い巾着】野村胡堂  ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

Last updated 2025-02-12 12:56:18

動画要約まとめ

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■黒い巾着は、  七三作目、昭和十三年にオール読物三月号に掲載されました。  平次の相棒 八五郎が、金貸し業を営む山崎屋の隠居勘兵衛の死を伝えてくる。  悪名高い金貸しで、多くの人々に怨まれていた。  事件性のない自然死のはずだったが、寺社から葬儀を拒否される始末。  八五郎は平次をひっぱりだしますが…… ■主な登場人物 主要人物 ・銭形平次  主人公:江戸の岡っ引き。十手持ちで、人情に厚く、抜群の洞察力と推理力を持つ。投げ銭を得意とし、多くの事件を解決してきた。 ・ガラッ八(八五郎)  平次の子分:気さくで親しみやすい性格の持ち主。時に軽口を叩くが、平次の補佐役として活躍。 山崎屋の関係者 山崎屋勘兵衛 隠居の金貸し業者。強欲で冷酷な性格が評判で、数々の人に恨まれていた。何者かに絞殺される。 お常 勘兵衛の娘で、勘五郎の妻。父親に従順な性格で、事件の中で息子を失う悲劇に見舞われる。 勘五郎 勘兵衛の婿でお常の夫。平凡で優しい性格だが、勘兵衛に従わざるを得ない立場にある。 勘太郎 勘五郎とお常の息子で、10歳の少年。隠居の勘兵衛に可愛がられていたが、巾着を狙った犯人に殺害される。 勘兵衛の親類 久蔵 勘兵衛の義弟で、お染と久三郎の父。元は男芸者で道楽者だったが、山崎屋に転がり込む。狡猾な性格。 久三郎 久蔵の息子で、お染の兄。30歳の頑固な男で、妹のお染に対して過保護な態度を取る。 お染 久蔵の娘で、19歳の美しい女性。勘兵衛に可愛がられていたが、万吉との縁談には兄や父が反対している。 奉公人たち 万吉 山崎屋の奉公人で、番頭万助の息子。勤勉で真面目だが、勘兵衛に搾取されて不満を抱いていた。お染に思いを寄せていたが、事件の犯人となる。 和助 山崎屋の番頭で、物静かな40歳の男。影のような存在だが、勘兵衛には信頼されていた。 お光 山崎屋の下女。事件に関わる重要な証言をする。 下男・小僧たち 山崎屋で働くその他の奉公人たち。 その他の人物 粂吉 浜町に住む久蔵の昔の知り合いで、久蔵が借金返済の相談に行く。 井田平十郎 明神下の浪人者で剣術の師範。久三郎が葬式のために協力を依頼する。 卜者(ぼくしゃ) 明神前にいる占い師で、万吉が御神籤の解釈を求めて訪れる。 ■用語集 ・水府(すいふ)  水戸藩を指す別称。 ・留湯(とめゆ)  温泉や風呂の湯をそのままにして残しておくことを指す。 ・法楽(ほうらく)  神仏に対する感謝や楽しみを込めた祈りや祭り。 ・むくつけき  (むくつけき)恐ろしく、気味が悪い様子。何かしら不気味さや恐怖を感じさせるものを表す古語。 ・業腹(ごうばら)  強い怒りや恨みを抱いている心の状態。心の中で煮えたぎるような感情を指す。 ・薫蒸(くんじょう)  煙や蒸気で物をいぶして消毒したり、香りを付けたりすること。特に、防虫や防腐のために行われる。 ・素読(そどく)  意味を深く考えずに、文章をそのまま音読すること。古典や漢文の学習法として使われる。 ・種々相(しゅじゅそう)  さまざまな姿や形。また、現れるさまざまな様相や状態を指す言葉。