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新書太閤記 第四十五回
✿あらすじ
六月朔日、本能寺。信長の宿所周辺は、天下人の威光を求めて訪れる人々で賑わう一方、隣接する貧民窟「尿小路」ではたくましい日常が営まれていた。そこへ南蛮寺の宣教師(ばてれん)が現れ、濠に落ちた子供を身を挺して救い、庶民の喝采を浴びる。その光景を、信長に謁見を待つ博多の豪商、島井宗室と神屋宗湛が目撃していた。
その夜、信長は嫡男・信忠や所司代・村井長門守、そして宗室・宗湛らを招き、茶事を催す。座談は南蛮の珍しい文物の話に及び、信長は海外への強い関心を示す。しかし、話題がキリスト教(異教)の蔓延に及ぶと、宗室は庶民の心を掴む宣教師たちの力を例に挙げ、その影響力に警鐘を鳴らす。信長は、日本の伝統宗教を徹底的に弾圧する一方で、キリスト教を公認する自らの政策の矛盾を突き付けられ、深く思案に暮れるのであった。天下統一を目前にした覇王が、内なる脅威に気づかぬまま、外来文化との向き合い方に腐心する、運命前夜の物語。
✿主な登場人物
❀織田 信長(おだ のぶなが):本能寺に滞在中の天下人。海外の文物に強い好奇心を示すが、キリスト教の扱いに思案する。
❀島井 宗室(しまい そうしつ):博多の豪商で茶人。信長の信頼厚いアドバイザー。キリスト教の急激な普及に懸念を抱く。
❀神屋 宗湛(かみや そうたん):宗室と並ぶ博多の豪商。宗室と共に信長に謁見する。
❀ばてれん(宣教師):貧しい人々に寄り添い、その心を掴む外国人宣教師たち。
❀織田 信忠(おだ のぶただ):信長の嫡男。父と共に茶事に同席する。
❀村井 長門守(むらい ながとのかみ):京都所司代。信長の宿所の警備や来客の対応にあたる。
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■主題歌つきライブまとめ
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■新書太閤記再生リスト
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■この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。
以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。
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