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明治中期の東京下町に生まれ育った谷崎潤一郎が、生い立ちから小学校卒業までの暮らしを描いた回想記。谷崎文学を読み解く話がいっぱい詰まっています。
岩波文庫『幼少時代』谷崎潤一郎・著 1998年4月16日初版発行より朗読させていただきました。
初出・・・『幼少時代』(文藝春秋新社 1957年(昭和32年)3月
【もくじ】
00:00 蠣殻町浜町界隈
18:54 二代目谷崎久右衛門
32:39 南茅場町の最初の家
谷崎潤一郎『台所太平記』https://youtu.be/m1caKRtI2J0
谷崎 潤一郎
(たにざき じゅんいちろう、1886年(明治19年)7月24日 - 1965年(昭和40年)7月30日)は、日本の小説家。
明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。
初期は耽美主義の一派とされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることが少なくないが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷した。漢語や雅語から俗語や方言までを使いこなす端麗な文章と、作品ごとにがらりと変わる巧みな語り口が特徴。『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』など、情痴や時代風俗などのテーマを扱う通俗性と、文体や形式における芸術性を高いレベルで融和させた純文学の秀作によって世評高く、「文豪」「大谷崎」 と称された。その一方、今日のミステリー・サスペンスの先駆的作品、活劇的な歴史小説、口伝・説話調の幻想譚、果てはグロテスクなブラックユーモアなど、娯楽的なジャンルにおいても多く佳作を残している。(ウィキペディアより)
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