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『玉藻の前』(11)「殺生石」
※前回のお話
三浦の娘、衣笠は玉藻とそっくりの容貌であったが、その佇まいは端麗で、千枝太郎は衣笠に心を惹かれるようになる。山科の古塚に夜毎に現れる怪しの女の正体を見極めようと、千枝太郎が待ち受けていると、牛車に乗った衣笠(玉藻)が現れ、千枝太郎に警告して去る。物陰から様子を窺っていた播磨守泰親は玉藻の正体を見極めたと言い、古塚の前で祈祷を始めるのだった。
『玉藻の前』(全11回)
1917年(大正6年)~1918年(大正7年)
「婦人公論」に連載された長編小説。
目次
清水詣
独寝の別れ
塚の祟
花の宴
法性寺
采女
雨乞ひ
犬の群
烏帽子折
三浦の娘
☆殺生石
岡本綺堂
1872年11月15日(明治5年10月15日)~
1939年(昭和14年)3月1日
小説家、劇作家。