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【朗読一人でドラマ】山本周五郎 『嘘アつかねえ』 ナレーター七味春五郎  発行元丸竹書房

Last updated 2025-09-01 22:50:51

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◆朗読版 嘘アつかねえ  浅草のうらぶれた横丁に、夜ごと現れる屋台の煮込み酒屋「やなぎ屋」。無口な老爺が営むこの店は、人生に絶望し、うらぶれた者たちが束の間立ち寄る吹き溜まりのような場所だった。 📗この動画の目次 0:00 嘘アつかねえ 一 11:37 嘘アつかねえ 二 20:37 嘘アつかねえ 三 ◆主な登場人物 🌱信吉(しんきち)  物語の語り手。人生にうらぶれた気持ちを抱き、屋台酒屋「やなぎ屋」に心の安らぎを見出す。 🌱松(まつ)  人足の男。酒を飲むと、妻を力で支配していると豪語し、「嘘アつかねえ」が口癖 🌱やなぎ屋の爺さん  うらぶれた横丁で屋台を営む無口な老人。 🌱お琴(おこと)  まだ十五歳ほどの少女の夜鷹(街娼)。年の割にすれた言動を見せる。  主人公の信吉は、心の安らぎを求めてこの店に通ううち、奇妙な男「松」と出会う。松は酒を飲むたびに「女房は殴りつけて蹴とばすに限る」とうそぶき、「嘘アつかねえ」と繰り返す。しかし、その虚勢の裏には、気の弱い父が母に虐げられてきた姿への深い悲しみと、自分もまた同じ道を歩んでいるという、やるせない現実が隠されていた。人間の弱さと強がり、そしてその根底にある哀切を、山本周五郎が鮮やかに描き出した作品です。 ■あらすじ  うらさびれた横町に店をだす「やなぎ屋」  じいさんと呼ばれる店主が毎夜、車屋台をひいてくる。まずい酒と肴ながら、信吉はふしぎと惹かれてときおり訪れる。そこで松という漢となじみになったのだが、松は毎度「かかあ」のことをじまんげにかたる。かかあを毎度やっつけると息巻くものの、真実は?  山本周五郎得意の滑稽ものでございます。