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七味春五郎の音本 〜人情朗読〜

【朗読一人でドラマ】山本周五郎 おたふく三部作 第三話「おたふく 2026」 朗読七味春五郎 発行元丸竹書房

Last updated 2026-05-08 20:00:40

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アフタートークのBGMは、「きんべえ物語主題歌 女房関白」 『おたふく』あらすじ 日本橋はせがわ町の彫金師・島崎来助のもとに、腕は立つが酒に溺れがちな内弟子・貞二郎がいた。師匠夫婦は、貞二郎を立ち直らせるため、長唄の師匠おしずとの縁談を思いつく。 おしずは自分を「おたふく」「のろま」と笑う三十六歳の女性。しかしその心には、長い年月ひそかに貞二郎を慕い続けてきた純情があった。やがて二人は夫婦となり、貞二郎はおしずの明るさと優しさに少しずつ心をほぐされていく。 ところが、貞二郎はおしずが大切にしていた自分の彫金作品を見つけ、過去を誤解して激しい嫉妬に苦しむ。姉を思う妹おたかの涙ながらの告白によって、貞二郎はおしずの長年の恋心を知る。 笑いと涙のなかに、女のいじらしさ、夫婦の情、そして山本周五郎らしい人間の温かさがにじむ一篇。 山本周五郎は晩年にこんなことをいったらしい、 自分が死んだら、そのあとでぼくの小説を読んでほしい。かあさんがたくさん出てくるから。  山本周五郎は晩年人間嫌いになったようだが、若い頃はそうでもなく、とくに人の観察をよくしていた。きんさん姉妹のやりとりもよく聞いていたようです。 「ぼくの小説の半分はかあさんのおかげで書けた」  文豪・山本周五郎の小説家人生に多大な影響を与えたのは、きん夫人でありました。  きんべえと呼んだおくさん  死の数日前に感謝の想いをつたえたおくさん  そんな吉村きん一家を題材にした、おたふく三部作。外伝として水たたきも収録する予定ですが、ぜひお聴きください。 📚登場人物一覧 📗おしず/杵屋勘志津 本作の中心人物。長唄の師匠。自分を「おたふく」「のろま」と言うが、実際は色白で美しく、明るく情の深い女性。若いころから貞二郎をひそかに慕い続けていた。 📗貞二郎 島崎来助の内弟子で、腕の立つ彫金師。御家人の二男。寡黙で職人気質だが、酒に溺れがち。おしずと夫婦になり、彼女の優しさに強く惹かれていく。 📗島崎来助 はせがわ町の名高い彫金師。鉄地に牡丹を彫る名人で、「安永宗珉」とも呼ばれる。貞二郎の師匠。温厚で謙遜な人物。 📗おその 来助の妻。貞二郎の行く末を案じ、おしずとの縁談を進める。人情味があり、行動力のある女性。 📗お市 来助夫婦の妹娘。嫁ぎ先から遊びに来た際、貞二郎の相手におしずがよいのではないかと提案する。 📗おたか おしずの妹。前作で信濃屋へ嫁いだ。明るく率直で、姉を深く愛している。本作後半では、貞二郎の誤解を解く重要人物。 📗信濃屋の友吉 おたかの夫。直接の出番は少ないが、おたかの嫁ぎ先として登場する。 📗新七 おしずとおたかの父。物語内では過去の人物として語られる。 📗おしずの母 すでに故人。おしず姉妹の過去を語るうえで触れられる。 📗貞二郎の兄弟弟子たち 平助、銀造など。独立していった弟子たちとして語られる。 📗鶴村仁左衛門 小網町の大きな木綿問屋の主人。貞二郎の彫金作品を長く贔屓にしていた。おしずは彼を通して、貞二郎の作品を密かに注文していた。 📗鶴村のお夏 鶴村の家の娘。おしずが稽古に通っていた相手。 📗五郎吉 本所横網の裏長屋の大家。酒屋「猿島屋」を営む。抜け目のない因業大家として描かれる。 📗長太郎 同じ長屋の子供。鋳掛屋の辰次の子。貞二郎に「貞さんちのおばさんのおじさん」と呼びかける。 📗辰次 長屋の鋳掛屋。長太郎の父。名前のみ登場。 📗金助町の人々 おしずの昔話に登場する人々。畳屋のおばさん、熨斗屋の啓さん、およんちゃんなど。おしずの回想世界を彩る。 📚用語集 📙彫金師 ちょうきんし 金属に模様や絵柄を彫る職人。 📙牡丹 ぼたん 花の名。来助が得意とする図柄。 📙好事家 こうずか 風流・骨董・美術などを好む人。 📙安永宗珉 あんえいそうみん 名工・横谷宗珉になぞらえた称。作中では来助の名声を示す。 📙横谷次兵衛 よこやじへえ 江戸時代の金工家・横谷宗珉のこと。 📙目貫 めぬき 刀の柄につける装飾金具。 📙赤銅 しゃくどう/すあか 銅を主体とする金属素材。作中では「すあか」と表記。 📙前金具 まえかなぐ 莨入や袋物などの前面につける飾り金具。 📙莨入 たばこいれ 煙草を入れる袋物。 📙金工 きんこう 金属工芸。またその職人。 📙華 はな ここでは華道、生け花。 📙内弟子 うちでし 師匠の家に住み込んで修業する弟子。 📙御家人 ごけにん 江戸幕府に仕えた下級武士。 に📙がみばしった にがみばしった 男らしく渋みのある顔立ちや雰囲気。 📙切羽 せっぱ 刀装具の一部。作中では彫金作品の部位・意匠として出る。 📙たがね 金属を彫るための工具。 📙図柄 ずがら 模様や絵柄。 📙玄人筋 くろうとすじ その道に詳しい専門家・業者。 📙木綿問屋 もめんどんや 木綿を扱う問屋。 📙帯留 おびどめ 帯締めにつける装飾品。 📙平打 ひらうち 平たく作られた簪や金具。 📙象眼 ぞうがん 金属や木などに別素材をはめ込んで模様を作る技法。 📙長唄 ながうた 三味線音楽の一種。歌舞伎舞踊などにも用いられる。 📙杵屋 きねや 長唄の家名・流派名に多い名。 📙賃縫い ちんぬい 賃金をもらって縫い物をする仕事。 📙櫛をひく くしをひく 櫛を作る、または櫛職人として働くこと。 📙縹緻 きりょう 顔立ち。美貌。 📙開山忌 かいさんき 寺を開いた僧の命日に行う法会。 📙西誉上人 せいよしょうにん 増上寺の開基とされる僧。 📙塔頭 たっちゅう 大寺院の境内にある小寺院。 📙法筵 ほうえん 仏教の法会・説法の場。 📙四方輿 しほうごし 四方を囲った輿。 📙散花 さんげ 法会で花を撒く儀式。 📙方丈 ほうじょう 寺の住職。また住職の居所。 📙布衣 ほい 平服。または公家・武家の装束の一種。 📙素袍 すおう 武家の礼装の一種。 📙退紅白張 たいこうしらはり 行列に従う者の装束。難語だが、華やかな従者の衣装として理解すればよい。 料理茶屋 りょうりぢゃや 料理を出す茶屋・料亭。 下戸 げこ 酒を飲めない人。 饒舌り おしゃべり よくしゃべること。 小皺 こじわ 細かいしわ。 膚 はだ 皮膚、肌。 五尺 ごしゃく 約150センチ前後。 後添 のちぞえ 後妻。 のらくら者 のらくらもの 怠け者、働きのない者。 仲人 なこうど 結婚を取り持つ人。 本所横網 ほんじょよこあみ 江戸本所の地名。 📙下屋敷 しもやしき 大名が江戸郊外などに持つ別邸。 📙黒板塀 くろいたべい 黒い板で作った塀。 📙椎 しい 常緑樹。 📙みず楢 みずなら 落葉樹。作中では樹木名として登場。 📙鄙びた ひなびた 田舎めいた、素朴な趣がある。 📙庇合 ひあい 家と家の庇の間、建物の隙間。 📙因業大家 いんごうおおや がめつく意地の悪い大家。 📙裏長屋 うらながや 表通りから奥に入った庶民向けの長屋。 📙白粉 おしろい 化粧用の白い粉。 📙金時 きんとき 赤い顔の金太郎にちなむ表現。 📙嬌めかしい なまめかしい 色っぽく艶がある。 📙熨斗屋 のしや 熨斗や紙製品を扱う店か。作中の町人として登場。 📙背縫い せぬい 着物の背中中央の縫い目。 📙下前 したまえ 着物を重ねたとき内側になる前身頃。 📙紬縞 つむぎじま 紬織の縞柄。 📙米沢織 よねざわおり 米沢地方の織物。 📙茶格子 ちゃごうし 茶色系の格子柄。 📙緞子 どんす 高級な絹織物。 📙涅槃会 ねはんえ 釈迦の入滅を偲ぶ法会。 📙帷子 かたびら 夏用の単衣の着物。 📙小袖 こそで 袖口の小さい着物。 📙黒羽二重 くろはぶたえ 黒い羽二重の絹織物。礼装用の高級素材。 📙上り端 あがりばな 土間から座敷へ上がるところ。 📙節句 せっく 季節の節目の祝い日。 📙節期ばたらき せっきばたらき 期限・締切間際に慌てて働くこと。おしずは「節句ばたらき」と言い間違える。 📙絵解き えとき 意味や由来を説明すること。 📙幡随院長兵衛 ばんずいいんちょうべえ 歌舞伎などで知られる侠客。おしずは「ばんずいの長兵衛」と言う。 📙水野の屋敷 みずののやしき 幡随院長兵衛の逸話・芝居に関わる場面。