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📘第三〇回 あらすじ『潮声風語・中国陣』
信長の命により、秀吉は安全を期して九鬼水軍の軍船で姫路へと帰還する。海の男たちとの語らいの中で、かつて和寇と呼ばれた者たちの志と過去の歴史に思いを馳せた秀吉は、浪漫とともに日本の未来、海外への眼差しを強くする。
その夜、船の中で彼が見た夢には、少年時代の茶碗屋奉公の記憶、そして信長と共有する“外に目を向ける理想”が浮かびあがる。
姫路へ戻った秀吉は、中国地方制圧の総司令官としての立場を強化し、部下に「私業」ではなく「世業」=国のための戦いを説き、新たな時代の到来を告げる。一方、毛利方では小早川隆景が、いよいよ総力を挙げての防戦体制を構築。備中・高松城の清水宗治をはじめとする七将が備後三原に集まり、最終決戦に備える。
こうして、戦国時代の最終章「中国攻め」は、静かに、しかし確実にその火蓋を切ろうとしていた。
🏯主な登場人物一覧
豊臣秀吉 とよとみ ひでよし
織田家重臣。中国方面の総司令官として姫路に帰還。和寇の海の男たちにかつての日本の姿を見、志を新たにする。
織田信長 おだ のぶなが
織田家の当主。秀吉の安全を案じ、九鬼水軍に船を用意させた。海外にも眼を向ける文明的な将。
九鬼嘉隆 くき よしたか
織田家の水軍を指揮する大名。かつての海賊(和寇)を配下に抱える。
九鬼家の水軍武士たち - もとは海賊。南蛮にも渡った過去を持ち、秀吉との語らいの中で日本の対外意識を刺激する。
浅野弥兵衛 あさの やへえ
秀吉の部下。歳暮の礼物を部下全員に分ける役を命じられる。
小早川隆景 こばやかわ たかかげ
毛利家の中国地方方面軍の総帥。防戦体制を固め、七城の守将を集めて決意を述べる。
清水宗治 しみず むねはる
備中高松城主。玉砕の覚悟を語り、秀吉からの降伏勧告を拒絶。忠義の武士。
宇喜多秀家 うきた ひでいえ
秀吉側の武将。岡山にて二万余騎を率い、備中攻めの先鋒を担う。
蜂須賀彦右衛門 はちすか ひこえもん
秀吉配下の武将。清水宗治への使者として派遣される。
黒田官兵衛 くろだ かんべえ
秀吉の軍師。宗治への説得にあたる。
毛利元就(故人)
もうり もとなり 毛利家の精神的支柱。「百万一心」の家訓を残した伝説的な祖。
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■この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。
以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。
日本の天下を統一した豊臣秀吉の生涯を昭和の文豪が描く!
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