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#青空文庫#短編小説#朗読#女声#日本文学
*作品紹介*
テレビ局員の男は、深夜におよぶ帯ドラの録音のあと、タクシーに女優の卵をのせて走っていた。途中その一人にふられ、仕方なく深夜喫茶にたどり着いた。偶然同室になった年若い男女は明らかに迷惑顔になり、話をやめて赤い革の手帖で筆談を始めた。
明くる朝、男が目覚めるとふたりの姿はなく、赤い手帖がテーブルの上に置き忘れられていた。
男はその手帖を持ち帰り、中身を読んでみると、恋人らしい甘い会話であった。が、その後、思わぬ展開が・・・。
どうぞお楽しみください。