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初出 『思想-五ー』1934年(昭和9)年12月
青空文庫様より朗読させていただきました。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001799/files/59003_64626.html
★本作品は、中勘助の実体験を描いた随筆です。
母が亡くなったのは1934年(昭和9年)10月。この随筆が発表されたのはその2ヶ月後です。
★中勘助が妹を亡くした時のことを描いた随筆「妹の死」の朗読はこちらです。https://youtu.be/Dr0cpZRgml0
★文中の「□□さん」と書かれているところは「まるまるさん」と読ませていただきました。
中 勘助
(なか かんすけ、1885年(明治18年)5月22日 - 1965年(昭和40年)5月3日)は、日本の小説家・詩人・随筆家。明治末期から大正初頭にかけて執筆した小説『銀の匙』が、学生時代の恩師である夏目漱石の推挙を受けて「東京朝日新聞」に連載されたことで文壇に認められる。漱石門下のひとりに位置づけられる一方で、文壇の潮流とは一線を画した文学活動を維持したことから「孤高の作家」と評される。(ウィキペディァより)
ボイストレーナー・朗読家の あべよしみです。
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