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Harugoro Shichimi

【朗読 新書太閤記】その二三「黒田官兵衛救出編 」  吉川英治のAudioBook ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

Last updated 2025-02-02 10:37:40

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■二十三巻  「官兵衛救出」「死後の花見」「有馬の湯」 織田信長の勢力が中国、丹波、伊丹の三方面に展開していることが述べられる。中国戦線には羽柴秀吉が、丹波戦線には明智光秀が、伊丹城の包囲戦には織田軍の主力が展開しているが、中国と伊丹は膠着状態に陥っている。光秀の丹波方面だけが積極的に動いている状況だ。 信長の元には三方面から膨大な戦況報告が集まり、それらが精査された後、彼の目に供される。その中に佐久間信盛の報告があった。信長はこれを非常に不快そうに読み捨てる。 信盛の報告には「伊丹への帰還途中で竹中半兵衛に信長の命令を催促した」と書かれている。しかし、半兵衛はまだ命令を実行しておらず、信盛は「自分の落ち度となるのを恐れ、厳しく督促した」と述べる。 この報告には、信盛が自分の責任を回避しようとする意図が感じられ、信長はその態度に強い不信感を抱く。 一方で、信長は半兵衛の違命や怠慢を咎めず、不問のままとする。この点に信長の深い洞察と計算が見えるが、当時の誰もその心理を理解できていなかった。 戦国の忠義と人間ドラマ 「官兵衛救出」:知略と勇気による脱出劇。 「死後の花見」:信長の寛大さと、半兵衛の自己犠牲。 「有馬の湯」:家臣たちの忠義と、官兵衛の復活。 戦国武将の生き様をお聞きください ■豊臣秀吉の生涯を描いた歴史小説で、1939年(昭和14年)1月1日から1945年(昭和20年)8月23日まで読売新聞に『太閤記』として連載されました。しかし、終戦に伴い連載は中断されました。その後、1949年(昭和24年)に『続太閤記』として中京新聞など複数の地方紙に発表され、1950年から1951年にかけて六興出版部から全11巻で『新書太閤記』として刊行されました。 ■主題歌つきライブまとめ https://x.gd/OKB46 ■新書太閤記再生リスト https://x.gd/2SFJx ■この作品は、当初読売新聞に1939年1月1日から1945年8月23日まで、掲載されました。  以降の原稿は、「続太閤記」としていくつかの地方紙に掲載されました。前半の中断は、終戦が原因となったそうです。  日本の天下を統一した豊臣秀吉の生涯を昭和の文豪が描く! ■主要登場人物一覧 ■織田家とその関係者 ・織田信長  織田家の当主であり、天下統一を目指す武将。冷徹かつ理知的だが、感情の起伏も激しい。 ・羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)  信長の家臣で、機転と知略に長けた人物。信長の怒りを巧みに和らげ、敵の孤立化を図る。 ・黒田官兵衛孝高  秀吉の腹心の部下で、説客として派遣されるも、その行動が不明瞭で疑念を招く。 ・松寿丸  官兵衛の息子で、信長の命により処刑されそうになるが、竹中半兵衛によって救われる。 ・竹中半兵衛重治  信長の家臣であり、病身ながらも冷静沈着な判断を下す策士。松寿丸の処刑を遅らせる。 ・柴田勝家  織田家の宿将。信長の怒りを恐れる重臣の一人。 ・佐久間信盛  信長の家臣で、松寿丸の処刑を命じられ、半兵衛を詰問する役目を担う。 ・明智光秀  信長の家臣で聡明な武将。丹波方面での反乱鎮圧を担当。 ・滝川一益  織田家の家臣で信長に進言する老将。 ・森蘭丸  信長の側近で寵愛を受けている若者。 ■反織田勢力 ・荒木村重  伊丹城に籠城し、信長に反旗を翻す武将。反織田勢力の中心。 ・高山右近  荒木村重に従うが、切支丹信仰の影響で信長に降伏する武将。 ・高山飛騨守  高山右近の父。荒木村重に忠誠を誓い、息子の裏切りに激怒。 ・中川清秀 荒木村重の片腕だったが、信長に降伏する。 ■宗教関係者 ・オルガンチノ  イタリア出身の宣教師。信長の命で高山右近の説得を任される。 ■その他の人物 ・ゆう  竹中半兵衛の妹。病身の兄を看護する女性。 ■目次 0:00 羽翼を殺ぐ 17:12 南蛮寺 31:20 有情・無情 #吉川英治 #長編 #朗読 #小説 #七味春五郎