朗読系Youtuber 最新動画まとめ

 
Harugoro Shichimi

山本周五郎 人情時代劇 六作品「初蕾 あだこ しじみ河岸 泥棒と若殿 おもかげ抄 めおと蝶」作業用 睡眠用朗読

Last updated 2025-01-21 18:27:24

動画要約まとめ

戻る

YouTube - 動画概要欄 -

■初蕾 ■ 1947年(昭和22年)1月 『講談雑誌』 この年は、大恩人「山本周五郎」店主が死去しております。前年には、きんさんと再婚して、横浜に移住。人間嫌いを開始しながら、創作活動にうちこむ周五郎先生。蒸気河岸の先生は横浜でなにを得ていくのか? 山本周五郎、戦後の苦闘がはじまります。 ■登場人物 お民……小料理屋「ふじむら」の女中。半之助の子を身ごもる。 梶井半之助……良左衛門の子。お民を愛するが、同僚を斬り江戸へ行く。 喜右衛門……廻船問屋「島屋」の隠居。お民の世話をしようとする。 太市……お民の兄。 梶井良左衛門……半之助の父。稲垣家の港奉行。藩を退き閑居する。 はま女……良左衛門の妻。 お房……「ふじむら」の女中。 森田久馬……半之助の同僚。半之助と口論し斬られる。 小太郎(松太郎)……捨子。良左衛門夫婦に育てられる。 うめ……良左衛門夫婦に小太郎の乳母として雇われる。 俣野考太夫……国家老。 ■用語集 借分……シャクブン・借金 御師……オシ・祈祷を行い、参詣のための宿泊や案内などをする神職 致仕……チシ・退官して隠居すること 無為……ブイ・自然のままに 蔬菜……ソサイ・野菜、青物 手燭……テショク・手に持つ燈 讒誣……ザンブ・事実でないことを言い立てて他人をそしること 山家……ヤマガ・山中にある家 虫気……ムシケ・子供のひきつけ、やかんしゃく 規矩……キク・規則 厭悪……エンオ・嫌悪 蟄居……チッキョ・自宅や一定の場所に謹慎すること 久闊……キュウカツ・無沙汰をわびること 仰高門日講……ギョウコウモンニッコウ・昌平黌の講学。ほかに御座敷講釈などがあった。1800年頃より開始 ■あだこ 1958年(昭和33年)2月 『小説倶楽部』  傷ついた一組の男と女が、自分をとりもどしていく。  まっすぐな人たちの、ちょっと泣けて、ちょっと心温まる——そんな物語です。 ◆あらすじ  許嫁に逃げられ、自暴自棄に暮らす半三郎。飯を食う金も気力もなくなり、餓死をまつばかりとなっていた。  そんな半三郎が目にしたのは、荒れ果てた屋敷の庭でせっせと草を抜く真っ黒なおんなであった―― 「お前は誰だ?」  山本周五郎が贈る、この世で最もやさしい物語。全文朗読でお送りしております。 ◆登場人物紹介 小林半三郎……許婚者に逃げられ自暴自棄になる。 あだこ……津軽の出身。半三郎の屋敷に押しかけ下女になる。 小林半兵衛……半三郎の父。 金森みすず……主膳の娘。半三郎の許婚者。 金森主膳……書院番。半兵衛の上役。 曾我十兵衛……旗本。使番。半三郎の友人。 秋田源右衛門……半三郎の友人。 三枝小市郎……半三郎の友人。 安部右京……半三郎の友人。 市兵衛……米屋の主人。 銀太……魚屋「魚銀」の主人。 曾我伊予守正順……十兵衛の本家。書院番頭。 ◆用語集 後添……ノチゾエ・後家・再婚相手 家扶……カフ・家務、会計などを携わる人 お端下……奥方などに使えて、雑用する女性。おすえ。はしため 別殿……ベツデン・本殿とは別に建てた宮殿社殿 斟酌……シンシャク・事情・心情をくみとって手加減すること 請け人宿…… 雇い人などの身元を引き請けて就職の世話をする家。人宿。口入れ宿。桂庵(けいあん)。 進物番……シンモツバン・大名旗本からの献上品、将軍からの下賜品などをつかさどる ■しじみ河岸  吟味役に昇進したばかりの律之助は、殺人事件で自首したお絹に違和感をもつ。この女、下手人ではないのでは? 律之助は再吟味のために、証拠集めに奔走するが、その裏には、父の悲しい告白が隠されていた。著者得意の人情話です。 ■登場人物紹介 花房 律之助……南町奉行所吟味与力。お絹の事件に疑問を持つ。 高木新左衛門……南町奉行所吟味与力支配並。律之助の従兄。 小森平右衛門……南町奉行所吟味与力。 お 絹   ……勝次の娘。卯之助殺しで自首。 勝 次   ……お絹の父。病気で寝たきり。 直 次 郎 ……お絹の弟。 卯 之 助 ……左官職。お絹の恋人。 伊 与 吉 ……卯之助の父。 源 助   ……長屋の差配。 源 兵 衛 ……差配。 儀 平   ……相模屋主人。 清 太 郎 ……相模屋の若旦那。 茂 吉   ……相模屋の番頭。 石出 帯刀 ……幕府囚獄奉行。 志村 吉兵衛……同心。 梶野 和兵衛……同心。 伝 次   ……しじみ河岸の子供。 倉 造   ……しじみ河岸の子供。 六 助   ……遊び人。律之助を襲う。 弥 五 郎 ……船番の老人。 ■用語集 既決……キケツ・すでに決定したこと 口書……クチガキ・江戸時代、供述を記録したもの。武士の場合は、口上書きと言われた。 差配……サハイ・所有者にかわって、貸し地、貸し屋の管理をする 囚獄奉行……町奉行の支配化で、牢屋・入牢者に関することを取り扱った。 石出帯刀……囚獄奉行の世襲名。明暦の大火で、罪人の切り放ちを行った人物が、もっとも有名。元禄二年に没している。 雑俳……ザッパイ・遊戯的な俳諧の総称。 獄衣……ゴクイ 文銭……ブンセン・文字銭のこと。寛永通宝の異称 手びしょう……手ひどく ■泥棒と若殿 1949年(昭和24年)12月 『講談倶楽部』発表作品 御家騒動にまきこまれ、廃墟に幽閉される成信。刺客におそわれ、食うにも事欠く彼のもとにあらわれたのは、泥棒であった。 ■登場人物 成信……大名家の二男。お家騒動で幽閉されている。 伝九郎……不幸な泥棒。 大炊頭成豊……成信の父。藩主。 成武……成信の兄。 滝沢図書助……江戸の筆頭家老。 梶田重右衛門……側用人。反滝沢派。 鮫島平馬……梶田派の侍。 新三……伝九郎の継父。七つの時、死去 吉五郎……古石場の人足。伝九郎を裏切る。 室久左衛門……藩の中老。 ■用語集 常住(じょうじゅう)……いつもそこに住んでいること 古書院(こじょいん)……母屋から張り出した部屋。小さな書院。 重過(じゅうか)……重大な過ち 蟄居(ちっきょ)……武士の刑罰の一つ。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させた物。 杣道(そまみち)……細くてけわしい山路。 車力(しゃりき)……大八車などをひいて荷物を運搬するひと 待命(たいめい)……命令の出るのを待っていること。その地位を保ちながら、職務や任地が決まらないこと。 前栽(せんざい)……草木を植えた庭。または植え込みのこと。 気宇(きう)……心の持ち方。 おじゃん……火事が鎮火したときの半鐘の音からきた。物事が中途で駄目になること。 ■おもかげ抄  定九郎を思わせるような美男。実は文武両道の達人なのだが、女房の我が儘気ままをひたすらきいて、周囲からは甘田甘次郎とあなどられている鎌田孫次郎。寺子屋の師匠とあいなったが、御意討ちの侍を見事討ったことで、孫次郎の真実が少しずつ明らかになっていく。  旧題は愛妻武士道で、同名での映像化もされた。1937年(昭和12年)7月 『キング』掲載。 ■登場人物 鎌田孫次郎……文武両道の達人だが、長らく浪人。女房に甘次郎との噂があるが。 椙江……孫次郎の妻。 六兵衛……「猪之松」の隠居。孫兵衛の面倒をみる。 吉公……問屋「猪之松」の雇人。 犬飼研作……御意討ちに倒れた侍。 沖田源左衛門……井上播磨守の大番頭。 千之助……源左衛門の息子。 小房……源左衛門の娘。 林主殿……源左衛門の老友。 ■用語集 家作(かさく)……貸し屋 客来(きゃくらい)……客が訪ねてくること 水口(みずぐち)……台所 慮外(りょがい)……思いがけないこと。無礼であること。 意趣(いしゅ)……人を恨む気持ち。 鋩子(ぼうし)……刀剣の切っ先の刃 茅屋(ぼうおく)……茅葺きの屋根や家 入来(にゅうらい)……じゅらい。他人が来訪すること。おいで 笑納(しょうのう)……おくりものを笑って収めてくださいという気持ちをこめてつかう。 唱名(しょうみょう)……仏の名を出して唱えること 呵責(かしゃく)……責めさいなむこと。 微衷(びちゅう)……自分のまごころをへりくだっていう。 情誼(じょうぎ)……人と付き合う上での、人情や誠意 卒然(そつぜん)……突然。だしぬけ。 赫々(かつかく)……勢いが盛んな様 ■めおと蝶 1950年(昭和25年)4月 『講談倶楽部増刊号』発表作品で、山本周五郎本人も、「本当に小説らしい小説が書けるようになったのは、昭和二十四五年ごろ」と語っておられます。なにか開眼するところがあったのでしょうか?  この年より、それまでの主戦場だった博友社から、新潮、講談、朝日、読売、など、諸雑誌や週刊誌に活躍の舞台を広げていきます。  長篇「楽天旅日記」を一〜十一月にかけて【講談雑誌】に発表。そんな最中に書かれた本作は、長篇とはうってかわっての、夫婦の情愛、愛憎を描いた作品。純文学も大衆文学もない、本物の小説を追い求めた周五郎の、前半生の忸怩たる自分への思いを良平に重ねてみた、と思うのは考えすぎでしょうか? ともあれ  お聴きください。 ■登場人物 信乃……良平の妻。夫の自己中心的な性格を嫌悪する。 上村良平……大目付。信乃の夫。低い身分から成り上がった劣等感を持っている。 文代……信乃の妹。 西原知也……馬廻り総支配助役。信乃の幼なじみ。 甲之助……信乃の長男。 すぎ……甲之助の乳母。 井巻済兵衛……国家老。良平をひき立てる。 住川繁二郎……信乃の兄。 黒部武太夫……父方の叔父。中老。 松島外記……母方の伯父。老職肝入。 渡辺主税……次席家老。 佐渡幸左衛門……老職。 沼野又蔵……老職。 小林道之助……筆頭年寄。 大和守貞昭……藩主。 原田市之丞……収納方。 川口大助……郡奉行。 坂本数右衛門……郡奉行。 武井武右衛門……文代の婚約者。 ■用語集 渦紋……カモン・渦巻き模様 間歇……カンケツ・一定の時間をおいて、物事が起こったりやんだりすること 説諭……セツユ・悪い行いをあらためるようにいいきかせること 瀆職……トクショク・汚職 ■目次 0:00 初蕾 一 8:07 初蕾 二 15:58 初蕾 三 23:36 初蕾 四 31:49 初蕾 五 40:08 初蕾 六 48:41 初蕾 七 56:56 初蕾 八 1:05:03 初蕾 九 1:13:09 「あだこ」一 1:22:52 「あだこ」二 1:33:02 「あだこ」三 1:42:40 「あだこ」四 1:55:12 「あだこ」五 2:06:25 「あだこ」六 2:17:28 「あだこ」七 2:25:13 「あだこ」八 2:35:49 「あだこ」九 2:43:52 しじみ河岸 一 2:52:07 しじみ河岸 二 3:00:01 しじみ河岸 三 3:08:25 しじみ河岸 四 3:20:40 しじみ河岸 五 3:29:40 しじみ河岸 六 3:37:29 しじみ河岸 七 3:45:17 しじみ河岸 八 3:53:15 しじみ河岸 九 4:01:20 しじみ河岸 十 4:06:44 泥棒と若殿 一 4:14:36 泥棒と若殿 二 4:21:56 泥棒と若殿 三 4:28:56 泥棒と若殿 四 4:37:18 泥棒と若殿 五 4:44:08 泥棒と若殿 六 4:51:35 泥棒と若殿 七 4:58:41 泥棒と若殿 八 5:06:10 泥棒と若殿 九 5:13:52 泥棒と若殿 十 5:22:07 泥棒と若殿 十一 5:29:53 おもかげ抄一 5:36:04 おもかげ抄二 5:42:09 おもかげ抄三 5:49:13 おもかげ抄四 5:57:18 おもかげ抄五 6:04:02 おもかげ抄六 6:12:02 おもかげ抄七 6:20:23 めおと蝶 一 6:27:02 めおと蝶 二 6:41:25 めおと蝶 三 6:48:40 めおと蝶 四 7:03:18 めおと蝶 五 7:10:25 めおと蝶 六 7:24:59 めおと蝶 七  7:40:30 めおと蝶 八