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山本周五郎の長編小説「樅ノ木は残った」第3部⑧《琴の空音》
今回の小見出しは、また謎めいています。「空音(そらね)」という言葉の意味を広辞苑で調べると、①いつわってまねる鳴き声 ②いつわりごと ③実際には鳴っていないのに聞こえてくるような気がする音、とありました。
甲斐は新左衛門の今わの際の頼みに、はっきりとした言質を与えませんでしたが、心と心を通わすかのように、眼を見かわして約束する・・・場面から、③の意味かと推察いたしました。皆様のお考えをお聞かせいただければ、嬉しく思います。ありがとうございます。
#山本周五郎 #朗読 #樅ノ木は残った