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岡本綺堂『中国怪奇小説集』
中国の古典に詳しい岡本綺堂が、選りすぐりの怪異譚を訳した小説集。
「怪異譚を語る会に集まった人たちの話」という体裁をとっています。
12人目の夫人が語る「剪燈新話」のなかから「牡丹燈記」を朗読しました。
「牡丹燈記」は言わずと知れた「牡丹燈篭」のもととなったもので、瞿佑による中国明代の怪異小説です。
1月15日の元宵の夜には人々は燈籠をともして楽しみます。その元宵の夜に、喬生は牡丹の燈籠をもつ美女・麗卿と出会います。二人は恋に落ちるのでしたが・・・。
岡本綺堂
1872年11月15日(明治5年10月15日)~
1939年(昭和14年)3月1日
小説家、劇作家。