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睡眠導入朝までLive 【朗読】芥川龍之介  珠玉の短編を十一作詰め合わせしております。 ナレーター七味春五郎  発行元丸竹書房

Last updated 2024-08-08 20:38:54

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羅生門、鼻、蜘蛛の糸、桃太郎、猿蟹合戦、トロッコ、藪の中、鼠小僧次郎吉、三右衛門の罪、或敵討の話、或日の大石内蔵助 ■羅生門 1915年(大正4年)11月に雑誌『帝国文学』発表  平安時代、天変地異がうち続き、衰退した都で、一人の下人が途方にくれる。主人から解雇された彼は、このままでは盗賊になりはてるしか道はないと思い悩む。  書かれたのは、東京帝国大学在学中のことで、さすがの芥川も無名の時代。雑誌掲載をえて、1917年、短編集「羅生門」として出版。  黒澤明の同名映画でも有名だが、本作から取り入れたのは舞台背景と、服を剥ぎ取るエピソードのみである。  また、結びの一文は、たびたび変更されている。 ○用語集 丹塗……ニヌリ・丹、または朱で塗ること 朱雀大路……平城京、長岡京、平安京、中央を南北に通じる大路 鴟尾……シビ・かわらぶき屋根の大棟の両端につけられるかざり 衰微……スイビ・衰弱 甍……イラカ・家の上棟。家屋の背、屋根の頂上の部分。 低回……テイカイ・思いにふけりながら、ゆっくり歩き回ること 逢着……ホウチャク・いきあたること 嚔……クサメ・くしゃみ 檜皮色……ヒワダイロ・黒みがかった蘇芳色(黒みを帯びた赤) 暫時……ザンジ・少しの間 語弊……ゴヘイ・言葉の使い方で、誤解を招くこと 聖柄……ヒジリヅカ・三鈷柄の刀剣 検非違使……ケビイシ・平安初期に設置された治安維持と民政のための機関 四寸……シスン・十二センチ 疫病……エヤミ 黒洞々……コクトウトウ・洞穴の中のように、あたり一面まっくらで見分けのつかない様 ■鼻 ■用語集 沙弥……シャミ・出家はしたが,まだ具足戒を受けず,出家修行者である比丘になる以前の少年 渇仰……カツゴウ・仏教で、仏を心から仰ぎ慕うこと。 鋺……カナマリ・金属製のわん。 僧供……ソウグ・僧にたいする供養 僧俗……ソウゾク・僧侶と俗人。 水干……スイカン・男子の平安装束の一つ。 震旦……シンタン・ 中国の異称。支那の称と同系統。 聴従……チョウジュウ・ききいれてその言う事に従うこと。 折敷……オシキ・狭い薄板を折り四囲のふちにした角盆。足つきのもある。神事・食事用。 残喘……ザンゼン・残り少ない余命。 長くない命。 残生。 誦経……ズキョウ・経文を声を出して(そらんじ)読むこと。 中童子……寺院で召し使う十二、三歳ぐらいの少年。 法慳貪……あさましいこと 風鐸……フウタク・寺の堂や塔の、軒の四隅につり下げて飾りとする、鐘形の鈴。 九輪……クリン・塔の露盤の上の、輪が九つはまった装飾柱。 ■蜘蛛の糸 過去にたった一度の善行のため、お釈迦様は血の池地獄に苦しむ大泥棒、カンダタに救いの手を差し伸べますが…… ちなみにドラクエに出てくる大泥棒は、この作品が名前の由来…… ■桃太郎  今回は芥川版桃太郞をお届けします。桃太郞ってこんな話でしたっけ? と疑問符がうかぶことうけあい。ですが、そこは短編の名手芥川、誰もしらない新機軸で、あらたな桃太郞をつむぎだします。   読んでいて、鬼の酋長が桃太郞に鬼ヶ島討伐の訳を問いただすさまは、そのむかし、むかし、おおむかし、たとえばインカ帝国などで、植民地支配のため、いわれの泣き責め苦を受ける、原住民の悲哀を思い浮かべてしまいました。  芥川版桃太郞。なかなか深くて、面白い! ■猿蟹合戦 銭形平次捕物控で、猿蟹合戦を配信しております。  今回の芥川龍之介は、同名の短編小説「猿蟹合戦」  さすがは文豪。短いですが、お聴きください。 ■トロッコ 大正11(1922)年3月 1日発行の雑誌「大 祝」 教科書にも取り上げられる芥川の名作 お聴きください。 ■藪の中 初出は、1922年「新潮」1月号  4人の目撃者と3人の当事者が語る事件の真相は、果たして?   黒澤明監督による映画『羅生門』に取り入れられた名作です。 ■鼠小僧次郎吉 寛政9年〈1797年〉 - 天保3年8月19日〈1832年9月13日〉に存在した江戸一番の大泥棒。実在しただけでなく、詳しい調書も残っております。 大名屋敷のみを狙って盗みに入り、人を疵つけることもなかったことから、義賊といわれる。鼠小僧の最後では、縁者が連座で処罰されるはずべきところ、親とは勘当絶縁、妻や妾とは捕まる前に絶縁していたため、処罰はされませんでした。 貧民に金をまいたというのは、史実上は形跡がなく、残念ながら虚構だそうです。 ■三右衛門の罪 加賀の宰相、治修の家来、細井三右衛門は、同藩の数馬という若侍に闇討ちをされ、これを斬り伏せてしまう。闇討ちとは穏やかでない……  三右衛門には高い評価を下してはいるが、事件の経緯に不審を思った治修は、三右衛門を呼び出し問詰する。  公平を求めるあまり、かえって逆の依怙をしてしまう、三右衛門の心情を見事に描いた短編の名手、芥川の名作を全文朗読。   ■用語集 爾来……ジライ・その後。それ以来。 辰の刻……午前8時 震怒……シンド・激しく怒ること。また、そのような怒り。特に、天子の怒りにいう。 私曲……シキョク・公正でないこと。不正。 一毫……イチゴウ・ほんの少し。 寸毛。 ■或敵討ちの話 誰も望まない敵討ちのお話で、芥川先生さすがのひねりをくわえた名作短編です ■或日の大石内蔵助  中央公論、1917(大正6)年掲載作品。  芥川龍之介が、義士たちのリーダー内蔵助の孤独を描きます。 #芥川龍之介 #朗読 #文豪 #AudioBook