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【あらすじ】
「鍵屋の辻の決闘」を終えた大剣豪・荒木又右衛門は、名を偽り、紀伊の国・新宮の宿に身を潜めていた。そこで彼が出会ったのは、「瘤七」と呼ばれる一人の若者。百姓の身でありながら武士に打ち負かされた悔しさから、武芸に異常なまでの執念を燃やし、武士になることだけを夢見ていた。
その純粋で危うい情熱を見過ごせなかった又右衛門は、七郎次とその許嫁を伊賀の屋敷へ連れ帰る。しかし、半年経っても刀法を教えず、ある日、とんでもない試練を言い渡す。
「わが道の極意は、一本杉の影が移るところに埋めた壺の中にある。それを掘り出してみろ」
灼熱の太陽の下、一心不乱に土を掘り続ける七郎次。果たして彼は、武士の極意が封じられた「壺」を見つけ出すことができるのか。剣の道と人の道、本当の強さとは何かを問う、魂の物語。
【主な登場人物】
木村 外記(きむら げき):
宿で名乗る仮の名。その正体は、伊賀上野の仇討ちで知られる剣豪・荒木又右衛門。
七郎次(しちろうじ):
通称「瘤七(こぶしち)」。武士になるという強い妄執に取り憑かれた百姓の青年。独学ながら剣の腕は立つ。
おぬい:
七郎次の許嫁。彼が妄執から覚め、元の百姓に戻ることをひたすらに願い、献身的に支える心優しい女性。
お島(おしま):
宿屋「万字屋」の世話好きな婢。
② 作者紹介
山本 周五郎(やまもと しゅうごろう)
1903年(明治36年)生まれ。本名、清水三十六(しみず さとむ)。人情味あふれる作風で絶大な人気を博した国民的作家。
『日本婦道記』『赤ひげ診療譚』『樅ノ木は残った』『季節のない街』など、数多くの名作を世に送り出した。その作品は映画やテレビドラマの原作としても広く愛されている。
「読者のための文学」を貫き、直木賞をはじめとするすべての文学賞を辞退し続けた孤高の作家としても知られる。1967年(昭和42年)没。
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