ローカルで作成したFLASKサイトを同一LAN内で公開する方法【Windows】
この記事では「 ローカルで作成したWEBアプリを同一LAN内に公開する方法 」をご紹介しています。
FLASKでWEBアプリを作成した人
ローカルで立ち上げたFLASKアプリを社内メンバーに共有したいなぁ
スマホから自作したアプリの表示をテストしたいなぁ
プログラム経験がない方がFLASKでWEBアプリケーションを作るならまずはこの一冊がオススメです。
「ゼロからFlaskがよくわかる本: Pythonで作るWebアプリケーション開発入門」
手順
1、FLSKを立ち上げたPCの「IPv4アドレス」を確認
2、FLASKの起動オプションに、上記1、で確認した「IPv4アドレス」を指定
3、FLASKの起動オプションに、任意のポート番号を指定
4、上記3、で指定したポートの「ポート開放」を行う。
5、起動オプションに指定した、「IPV4アドレス」に同一LAN内からアクセスする。
1、FLSKを立ち上げたPCの「IPv4アドレス」を確認
①コマンドプロンプトを起動
1、Windowsメニューボタンをクリックし、すぐに「CMD」と入力します。
2、検索結果に「コマンド プロンプト」が表示されるのでクリック
② コマンドプロンプトで「IPv4アドレス」を表示して確認
1、コマンドプロンプト画面で「ipconfig」と入力し「Enter」キーで実行します。
2、表示された「IPv4」アドレスをメモしておきます。
2、FLASKの起動オプションに、確認した「IPv4アドレス」を指定
1、「FLASKのソースコード」内の起動オプションの「host」に確認した「IPv4アドレス」を入力
2、上記1、に合わせて「Port番号」も一緒に指定します。
※ Port番号は、任意の番号でも構いませんが、WEBサーバーの場合「80」を指定しておくのが良いでしょう。
3、「FLASK」を起動させておく。
FLSK側の設定はこれにて終了です。
4、起動オプションで指定したポートの「ポート開放」を行う。
1、Windowsメニューボタンをクリックし、すぐに「ファイアウォール」と入力します。
2、検索結果に「ファイアウォールの状態の確認」が表示されるのでクリック
2、「ファイアウォールの確認画面」の左メニュー「詳細設定」をクリックします。
3、「ファイアウォール」の詳細設定画面から「受信の規則」をクリックし「新しい規則」をクリックします。
4、「規則の種類」の設定で「ポート(O)」を選択して、「次へ(N)」をクリックします。
5、「プロトコルおよびポート」の設定画面で下記の設定をします。
① TCP と UDP のどちらにこの規則を適用しますか?
> TCP(T)
② すべてのローカル ポートと特定のローカルポートのどちらを対象にこの規則を適用するか選択してください。
> 特定のローカルポート(S): 80 を入力
③ 次へをクリック
6、操作設定で「接続を許可する(A)」を選択して、「次へ(N)」をクリックします。
7、プロファイル設定で「適用範囲」を指定して、「次へ(N)」をクリックします。
8、名前設定画面で、任意の「名前」と任意の「説明」を入力して「完了」をクリック。
9、「送信の規則」についても、「受信の規則」と同じように設定を行います。※ 以下省略
これにてポート開放は終了です。
5、起動オプションに指定した、「IPV4アドレス」にアクセスして確認
同一LAN内のPCやスマホから、FLASKを立ち上げた「IPV4アドレス」にアクセスして完了です。
あとがき
ローカルで作成したWEBアプリケーションを社内で公開したり、確認する場合に、アドレス経由で画面が確認できるので便利かと思います。是非、WEBアプリケーションを開発して社内メンバーを驚かせてみましょう!
ここまで見ていただき、ありがとうございました。😀