黄色い花をつける樹木(庭木)10選【写真付き】
黄色の花をつける樹木ってどんな木なんだろう?
黄色の花をつける樹木ってどんな種類があるのかな?
この記事では、黄色の花を咲かせる花木について紹介しています。
トサミズキ
早春を彩る淡黄色の花
3月から4月頃、葉に先立ち、小さな釣鐘形の淡黄色の花をひとつの花房に10個ほど下向きにつけます。
春浅い、まだ花の少ない時期に、鮮やかな花をつけ、それは生け花などにも利用できます。
生長が早く丈夫で育てやすい花木です。
日当たりを好みますが、あまり日のあたらない場所でも育てる事が可能です。
花に芳香がある「ニオイトサミズキ」も存在します。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
マンサク
春の訪れを告げる黄色い花
2月から3月頃、黄色で線形をした花弁4枚の花をつけます。秋には葉が黄葉します。
花には芳香があり、秋の紅葉も楽しめます。
花の少ない早春に咲くため、利用される事が多い花木です。
猛暑には弱く、腐植質に富んだ肥沃でやや湿った場所でよく育つ。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
ヤマブキ
山吹色の鮮やかな花をつける
古くから栽培される花木。3月から6月に、山吹色の直系4㎝ほどの5弁花を咲かせます。
果実は小さな楕円形で、1から4個がくっつくように黒褐色に熟します。
半日陰で腐植質に富んだ肥沃な場所を好むが、日あたりの良い場所でも育ちます。
乾燥には弱いため、適度に湿った場所に植えるのが無難です。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
キングサリ
初夏に咲く黄金色の花
フジのような房に蝶形花ををつけます。花は5月から6月に咲き、花の房はフジより短いですが
輝くような鮮やかな黄色い花が一斉に咲くため、とても豪華です。
日あたりと風通しの良い場所を好みます。適湿で肥沃な土壌でよく育ち、乾燥を嫌います。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
エニシダ
蝶のような黄色花をつける
5月頃、前の年に伸びた枝の葉腋に黄色い蝶形花をつけます。
幹は直立して上部で数多く分枝し、ほうき状になる。
また、枝は細かく綾があって緑色、弓状にしなって下垂します。
日あたりの良い場所を好み、土壌を選ばず生長が早い花木です。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
ギンヨウアカシア
鮮やかな黄色い花が房のように咲く
3月から4月に数多くの黄色い小さな花を咲かせます。
幹は直立して分枝し、樹形は円蓋形になり、小枝は青白色です。
葉は羽状複葉で密につき、若葉は銀灰色をしています。
強健で、日あたりさえ良ければ土質を選ばず、やせた土地や乾燥した土地でも育つ。
根が浅く倒れやすいので、風には注意が必要です。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
サンシュユ
サクラに先立ち春を告げる花
3月から4月、葉が展開するのに先立って黄色で繊細な花を短枝に20個~30個、散形状につけます。
果実は長楕円形で鮮やかな赤色、生食できません。
黄斑品種の「エレガンティシマ」は、夏に斑の部分がピンク色を帯び
秋にかけてのトリカラーの葉色の変化が美しい花木です。
土質は選ばず、日あたりの良い、有機質に富んだ肥沃な土地を好みます。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
ビヨウヤナギ
葉と花のコントラストが夏に涼しい
6月から7月、茎頂に直径4㎝~6㎝ほどの大きな黄色い5弁花を数個つけます。
花の中央には、花弁と同じほどの長さの黄色い雄しべが立ち上がります。
繊細で柔らかい印象の葉と鮮やかな黄色の花のコントラストは和、洋どちらの庭にも利用できます。
日あたりをこのみ、やや湿り気のある土壌を好んで乾燥を嫌います。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
ロウバイ
近づく春を告げる香りよい花
12月から2月頃、葉の落葉後に強い芳香のある花を下向きにつけます。
花弁は黄色で、蝋細工のような光沢があります。
花の少ない寒中に咲く貴重な花として親しまれています。
ロウバイの品種「ソシンロウバイ」は花の芯まで黄色い品種になります。
日あたりを好みますが、日陰でも育ちます。
水はけが良く、ひどく乾燥しない肥沃な土壌を好みます。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
キンモクセイ
橙色の絨毯を敷き、芳香を漂わせる
9月から10月、葉のつけ根に散形状に花が束生します。
花は直径5㎜ほどの橙黄色をした4弁花で、散った花は枝下の地面を染める。
まるでオレンジ色の絨毯を敷いたようになります。
また、花にはすばらしい芳香があり、ジンチョウゲ、クチナシとともに3香木とされています。
日向から半日陰の場所を好み、水はけのよい肥沃な砂質の土壌でよく育ちます。
参考資料:庭木に植えたい樹木図鑑
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