エクセルVBAマクロのサンプルコードの使い方【図解で分かりやすく説明します】

2022年3月20日

「使ってみたい機能のマクロコードを見つけたが、使い方がわからない」
「マクロのコードを入力する場所がわからない」

この記事では、こういった方に向けて、サンプルマクロの利用方法を解説します。

VBAマクロ実行に必要な初期設定をしよう

エクセルでマクロを実行するには、マクロの有効化をする必要があります。
既に、マクロの有効化が済んでいる方はこの設定は不要です。
設定されていない方はマクロの有効化について下記の記事で図解しているのでご覧ください。

VBAマクロの実行が可能なファイル拡張子に変更しよう

エクセルファイルにはフォーマットがあり、ファイルを保存する際にマクロが有効な拡張子を
設定する必要があります。マクロ実行が可能な拡張子は以下の通りです。

.xlsmExcel マクロ有効ブック (コード)
.xltmExcel テンプレートのマクロ有効ファイル形式

一般的に使用する場合は、①の形式で保存すれば問題ありません。
普通に意識せずにファイルを保存すると「.xlsx」となりますが、あとから名前をつけて保存から
ファイルの種類を選択することで変更が可能です。

VBAマクロ開発に必要な開発タブを表示させよう

エクセルでマクロの開発を行うためには開発タブを表示させる必要があります。
既に、開発タブが表示されている方はこの設定は不要です。
開発タブについては、下記の記事で図解しているのでご覧ください。

VBAマクロコードの使い方

1、エクセルを起動し、「開発」タブから「Visual Basic」をクリックします。

【2】左メニュー「Microsoft Excel Objects」を右クリックしメニューを出し、「挿入」から「標準モジュール」を左クリックします。

【3】左メニューにでてきた「Module1」をクリックします。

【4】右のウィンドウの「ここにサンプルコードを貼り付けます」の位置にサンプルコード入力します。

コード内容
Sub 任意のマクロ名()≪ マクロの名前を設定します、必ず最初に記述。
'ここにサンプルコードを貼り付けます。≪ サンプルコードを貼り付ける位置です。
End Sub≪ マクロの終了位置、必ず最後に記述。
※【任意のマクロ名】の箇所は好きなマクロ名を決めて大丈夫です。呼び出すときにその名前のマクロ名を指定します。

実際にサンプルコードを実行してみよう

下記にメッセージボックスを表示させるサンプルコードを用意したので
実際にサンプルコードをコピーして実行までしてみましょう。

MsgBox "マクロのコードが正しく貼り付けられました"

上記のコードを貼り付け、実行ボタンを押してメッセージが表示されたら
ミッションコンプリートです。

正しく設定されていれば下記のようなメッセージが画面に表示されます。

ダウンロードして使ってみる

作成済のエクセルブックを使ってみたいという方は、下記よりダウンロードできますのでご利用下さい。

以上で、サンプルコードの使い方の解説は終了です。

なお、マクロはボタンを設置してそこから実行させる事もできますので、その方法については
下記の記事で解説していますので、よかったら見てください。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。
また、是非遊びにきてください。

不明な点がございましたら、コメント欄までお願いします😀